• 製造

やりたいことを応援してくれる
環境や設備を整えてくれる会社

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望月 昭太さん
製造部 製造三課

仕事の内容とやりがいを教えてください

製造3課は製品納品前の最終工程を担っており、その中でも私は主に溶接を担当しています。ただそれ以外の工程を担当することもあります。

というのも製造3課では、基本的には全員が各工程をできるようになるというのを目標としています。例えば、誰かが出張で不在にしたり病気でお休みになったりした時でも、仕事が滞らないようにするためです。

これにはもう一つ大きなメリットがあります。それは主担当である工程の前後を学ぶことで、一緒に働く人の気持ちに立てるようになることです。

例えば、配管溶接の前後には部品を作る人やユニットの枠組みを作る人、ヒーターケースを作る人、組み立てる人といったたくさんの人が関わっています。
各工程の具体的な仕事や注意点を知ることで、自分がどのような仕事をすれば周りの人の仕事がしやすくなるかを考えられるようになります。仕事のクオリティが上がりますね。

また私の所属する班は会社の中でも大きい製品を作っていて、達成感も大きいところもやりがいの一つですね。大きいものだと高さ4m、横2m、重さが2トン近い製品を、1ヶ月ほどかけて手分けして作ったこともあります。

 

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 入社のきっかけは?

元々はプラモデルなどのモノを作ることが好きでした。高校では工業科に進学したのですが、
そこで企業に実際に行って実習をするというカリキュラムがあり、行ったのが前田鉄工所でした。

前田鉄工所を選んだのも、授業で学んだ溶接がとても楽しかったからなのですが、実際に行ったらさらに楽しく感じました。
その後、高校を卒業してそのまま入社しました。

会社はどんな雰囲気ですか?

実習の時からもそうでしたが、とても明るい雰囲気だと思います。当時の実習も緊張していたのですが、周りの人が積極的に話しかけてくれました。仕事の時間と休憩時間のメリハリもしっかりしていますね。ふざける時はふざけます(笑)

あとはミスに対して、次にどうしたらいいかを「自分で考えさせる」という文化はあると思います。

例えば、私自身も溶接で部品を逆に付けてしまったことがあり、最終的に上司に直してもらったのですが、その時も「次はどうしたら逆に付けないかを自分で考えてほしい」と言われました。
ただ正解を教えてもらうだけでは自分ゴトにならず、また同じミスをしてしまうかもしれません。次はどうすればミスしないかをその人自身に考えさせることで、自分で要点に気づき、次の成長に繋がっていくのだと思います。
今は私が後輩に接する時も、ここは意識しています。

 

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休日の過ごし方を教えてください

技能五輪や溶接コンクールに向けた練習をすることが多いです。

これは会社から強要されているわけではありません。「趣味はなんですか?」と聞かれたら「溶接です」と答えるくらい好きなので。
前田鉄工所には全国大会で優勝や入賞をしている先輩も数多くいるので、自分もそうなれたらと思っています。

一番の目標は溶接コンクールで全国優勝することですが、まずは県大会1位を目指して頑張りたいです。

これから入社する人へメッセージをお願いします

なんでも良いのですが、「自分はこれがしたい」というものが決まっていると良いかもしれません。
組み立てでも加工でも溶接でもなんでも構わないので、これがやりたいと決まっていると会社側も応援しやすいですし、その環境や設備は整っています。

私自身も溶接がやりたいと思って入社し、今その仕事をメインで行えています。希望を伝えれば会社はできる限り叶えようとしてくれます。嫌々で仕事をしても続かないと思うので、やりたいことを正直に伝えてもらえたら、その人にとっても会社にとってもハッピーなんじゃないかと思います。

 

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